※当ページでは、主にEV電気自動車の記事を取り扱っています。今回ICEV(ガソリン・エンジン車)やHV(ハイブリッド車)やFCV(燃料電池車)などを題材にしていますが、乏しい知識や勉強不足のために生じる間違いや誤解や不適切な表現などがあればご容赦くださいませ。 2015年12月4日(金)~12月7日(月)にインテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)で第9回大阪モーターショーを見てきました。以下に撮影した画像を紹介しています。 【第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研 01】  第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研画像01 想像を超える明日がここに。―Meet The Future―がテーマ♪ マクラーレン・スーパーシリーズ・650Sスパイダー McLAREN SUPER SERIES 650S SPIDER ガソリン車の高級スポーツカー 今回の大阪モーターショーでは、 マクラーレンの最新モデル2台が出展されていた。 ブースには、「ASTON MARTIN HAKKO」の 反対側の壁面に「McLAREN OSAKA」の表示があり、 アストン・マーティンやマクラーレンを販売する 八光カーグループだ。展示されているクルマは、 マクラーレン・スーパーシリーズ最新モデルの 『650S スパイダー』と『570S クーペ』の2台。 11月の名古屋モーターショーと同じ車種だが、 名古屋の650Sスパイダーはオレンジ色。 今回大阪モーターショーでは、 ワインレッドカラーの650Sスパイダーだ。 マクラーレン・スーパーシリーズ・650Sスパイダーは、 サーキット走行も楽しめるスーパーカー。 最大トルク678Nmを発揮する3.8リットルV8ツインターボ と7速デュアルクラッチ式ギアボックスを搭載。 最高出力650ps、0-100kmは3.0秒、 最高速度329km/hと、スーパースポーツカーの 中でもトップレベルのパフォーマンスを誇る。 ボディはカーボンモノコックセルに 前後アルミ製ストラクチャー構造。 車重はわずか1341kgの軽量。 車両本体価格は3443万円で、展示車はオプション込み 3867万6250円とスーパーカーに相応しい価格だ。 【第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研 02】  第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研画像02 想像を超える明日がここに。―Meet The Future―がテーマ♪ 日産リーフ新型2015 NISSAN NEW LEAF 2015 EV電気自動車 日産リーフ は走行距離を約30%向上するとともに 自動ブレーキを標準装備した♪ 2010年年末に発売されて以来、日産リーフは グローバル累計で18万台以上が販売され、 販売台数世界No.1のEVの頂点に立っている。 今回「日産リーフ」がマイナーチェンジされたが、 当アクアライズEV研究会で「新型リーフ2015」と 呼んでいる。「新型リーフ2015」は従来の 24キロワットのリチウムイオンバッテリーを 30キロワットにして、一充電走行距離の向上を 実現するとともに、「自動ブレーキ」を全車標準とし、 安全性能を向上。一充電走行距離が280km (社内測定値)となるグレードを追加し、 衝突回避および衝突時の被害低減を支援する 「エマージェンシーブレーキ」、走行中の 車線逸脱回避を支援する「LDW(車線逸脱警報)」を 全車標準装備して、タンジェリン・オレンジで ルーフが黒いバージョンのリーフがイメージカラー車だ。 マイナーチェンジの「新型リーフ2015」車は、 2015年11月に日本で発表され、 2015年12月24日から発売予定だ。 【第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研 03】  第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研画像03 想像を超える明日がここに。―Meet The Future―がテーマ♪ ホンダ(四輪)クラリティ HONDA CLARITY FUEL CELL ホンダのFCV燃料電池車 「第44回東京モーターショー2015」で世界初披露 されたHondaホンダの新型燃料電池自動車 「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」 市販予定車が2016年3月から日本で リース販売を開始する。ホンダの新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)は、 ガソリン車同等の使い勝手とFCVならではの 魅力を高次元で融合し、将来にわたってFCVの ベンチマークとなりえる高い価値をもったセダンだ。 Hondaホンダ独創の技術により搭載している 燃料電池スタックは従来型より33%の小型化を 図りながら出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/L と従来比で約60%の向上を実現。 燃料電池パワートレインを、V6エンジンと 同等サイズまでコンパクト化し、世界で初めて セダンのボンネット内に集約した。 これにより、大人5人が快適に座れる、 ゆとりあるフルキャビンパッケージを実現している。 一回当たりの水素充填時間は3分程度。 さらに最高出力130kWの高出力モーターにより 電動車ならではのダイレクトでレスポンスの良い 爽快なドライブフィールと高い静粛性を両立している。 加えて、外部給電器「Power Exporter 9000」を 組み合わせることで、「走る電源」として 災害時などにクルマが作る電力をコミュニティに 提供することができる。 ※Hondaホンダ公式ページより引用して一部編集。 【第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研 04】  第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研画像04 想像を超える明日がここに。―Meet The Future―がテーマ♪ 三菱自動車工業株式会社 MITSUBISHI eX Concept 三菱の電気SUVコンセプトカー 第44回東京モーターショー2015において、 「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ。」を テーマに、次世代EVシステムを採用した コンパクトSUVのコンセプトカー 『MITSUBISHI eX Concept』が 三菱自動車工業株式会社から世界初披露された。 三菱の電気SUVコンセプトカー公式ページを引用すると、 <EVの進化とSUVの心躍る魅力を一台に。 次世代コンパクトSUV。『MITSUBISHI eX Concept』は、 次世代EVシステムを採用したコンパクトSUVの コンセプトカーです。デザインでは、コンパクトSUVに シューティングブレークのもつ上質さとクーペスタイル を融合させ、キビキビと街を疾走する スポーツクロスオーバースタイルを提案しています。 また、フロントはデザインコンセプト 「ダイナミックシールド」をベースに、 新しいデザインを提案。エクステリア、インテリアの すべてでこれからの三菱自動車のデザインの 方向性を示しています。次世代EVシステムは 大容量・高性能バッテリーと小型・高出力モーター などで構成し、システム自体の軽量・高効率化は もちろん、車体側でも軽量化を推進し、 航続距離400kmを実現します。 駆動用バッテリーを車両下部にレイアウトする ことで低重心化を図り、ツインモーター4WD 及び車両運動統合制御システム「S-AWC」により、 意のままの操縦性と卓越した安定性を発揮。 一歩先へ踏み出せる、次世代コンパクトSUVと しています。さらに、次世代の情報システムを 活用したコネクティッドカー技術や 先進の予防安全技術を組み合わせた 自動運転技術も採用しました。 危険を察知すると安全機能を最適に作動させたり、 故障や異常を早期に検出して修理や整備を促す 安心機能も充実させています。> 【第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研 05】  第9回大阪モーターショー展示車(5)/EV研画像05 想像を超える明日がここに。―Meet The Future―がテーマ♪ トヨタMIRAI TOYOTA FUEL CELL MIRAI トヨタのFCV燃料電池車 トヨタMIRAIの公式ページより引用すると、 <メーカー希望小売価格 ¥7,236,000(消費税込み) 一充填走行距離(参考値) 約650km (JC08モード走行パターンによるトヨタ測定値) ハイブリッドカーを世界に広めたトヨタの 次のイノベーションです。 世界初の量産型ハイブリッドカーを発売したトヨタ。 その次のチャレンジが、燃料電池自動車の 一般向け発売です。 1992年からの開発が実を結びました。 水素で作った電気で走ります。 ガソリンを使わないから、走行時に排出ガスを出しません。 走行時に、地球温暖化の原因となるCO2を出しません。 排出するのは、水素と酸素が結びついて出来た水だけ。 走行中に、大気を汚染することがありません。 燃料補給は、「水素ステーション」で。 短く充填、長くドライブ。 一回あたり水素充填時間は3分程度。 一充填走行距離(参考値)は約650km。 使い勝手は、ガソリン車と変わりません。 今後、多くの水素ステーションの整備が 予定されています。 水素って大丈夫?・・・さまざまな検証の結果、 ガソリン車と同等の安全性を確保しています。 あたらしいエネルギーには、 あたらしいデザインを。 コンセプトは「知恵をカタチに。」 MIRAIには、燃料電池自動車ならではの機能があります。 「空気から水へ」を表現するサイドグリル 新しいエネルギーを吸う知恵から、 カタチを生み出しました。 エンジンが無い。 すなわち、静か。 でも、静かだからおとなしい走り。 というイメージは捨ててください。 静かな化学反応が、大きな力を生み出します。 電気モーターによる、パワフルでスムーズな 加速をお楽しみください。 つくりたいのは、もっといい社会。 トヨタの次のチャレンジです。 MIRAIという名前には、 「クルマの、地球の、そして子供たちの未来のために」 という思いがこもっています。 水素社会の基礎が整うのは、まだ先のことです。 長い長いチャレンジになりますが、 それでも、トヨタは踏み出します。> 今回で「大阪モーターショー展示車/EV研」シリーズは完結です。 □テキスト編集:Hiro & Megima__ |